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紫波町 もちの里「小昼ハウス」
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JAの資材事務所を改装した店舗
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湯気が立ちこめるなかでの作業が続く |
あたりが真っ暗な午前5時、湯気が立ちこめるなかで、黙々と作業が続く。蒸し上がった餅米を蒸籠(せいろ)から素早く大型の臼に移しかえると、電動の杵(きね)が力強く上下する。わずか3分ほどで表面が白く輝きのある餅に変化した。切断機で一口サイズにそろえてから、メンバーがじっくり仕込んだ手作りのアンやゴマ、クルミにからめて出来上がり。いずれも手慣れた素早い作業である。
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大型の電動餅つき機
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素早い動きで杵が上下する |
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たっぷりのクルミをからめて
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からめた餅をパック詰め |
平成12年4月、既に産直活動を行っていた古館地区のJA女性部員17人が、地元の特産である餅米「ヒメノモチ」の地元消費と昔からの味を伝えていきたいとの思いから、こだわりの餅を製造販売することを決めた。決心はしたが、素人の集まり、無我夢中で取り組みました。と、代表の小川さんは当時を振り返る。
グループの名を古館農産加工組合とし、JAから資材事務所を借り受け、工場と販売店舗を兼ねた施設(もちの里「小昼ハウス」)が完成し、8月には営業をはじめた。
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出来上がったアン餅とゴマ餅
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地元素材を使った具材をじっくりと仕上げる |
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手慣れた作業の切り餅作り
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店頭から厨房の作業風景が覗けます |
製品の品数を徐々に増やし、現在は、餅に団子、おやき、さらには、きりせんしょとバリエーションも豊富。餅も、アン、ゴマはもちろん切り餅などを「きねつき餅」のブランドで県内外に販売している。注文に応じて、慶弔の餅、赤飯も作るという。これが結構多いという。
「きねつき餅」の人気が高まり、今では製品全体の7割がJAなどの産直施設での販売であるというが、つきたての餅をその場で食べていただくのが一番。そためのスペース確保がメンバー共通の願いでもある。
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「杵つき餅」ブランドの切り餅パック
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開店と同時にお客さんが |
現在、12人のメンバーが3人ずつ班組みし、2週間に3回の割りで担当を受け持つという。8時半にはすべてを製品化するため、毎日、早朝の5時には作業をはじめる。注文の多い時には3時、4時という日もあるという。今年で5年目になるが、食文化を継承したいという情熱と家族の協力があって、ここまでやってこれたと小川さんがいう。
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ここの餅は「一味違います」と常連さん
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本日が当番のメンバーさん |
朝の早い仕事だけに、何よりも家族の協力が一番と繰り返す。年に1回、メンバーの慰労と家族への感謝を込め、家族ぐるみで1泊の温泉旅行が楽しみとも話す。
店舗の営業は、開店が9時半、午後3時ごろには閉店となり、以降は隣接する古館産直センターで販売。定休日は毎週木曜日。
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