平成16年3月 JAいわて南女性部一関協議会「田園工房」 インデックスページへ戻る
JAいわて南女性部一関協議会「田園工房」
「田園工房」代表の伊藤暁代さんにお話を聞きました。

JR一ノ関駅から北へ歩いて3分ほどの所に「田園工房」という看板が見える。中に入ると「おはようございます」と元気な声で迎えられる。広いスペースではないが、たくさんの野菜や加工品が所狭しと並ぶ。3月ということで、ハウス栽培の葉物野菜や、サトイモの茎を天日で干したズイキ、凍り豆腐や凍み大根など。

平成5年にJA女性部の野菜づくりの好きな人が集まって「田園工房」とし、路地販売からスタートし、JAいわて南から物置を借りて運営している。設立当初会員は15人程度だったが、今では65人。当番を決めており、毎日2名で会計を担当。レジの機械はなく、頭で計算する。消費税はサービスで、100円、200円と安値で販売されており、何品かまとめて買う方が多い。この値段なら自分は買うかな?と考え値段設定をしている。とにかく驚くほど、次々とお客さんが来て、あっという間に商品がなくなる。お客さんが「ねぎはないですか?」とか「ほうれん草はないですか?」と聞くが、朝早いうちから完売してしまったらしい。

「田園工房」は道路から少し奥まっている所にある。チラシなどは作っていないが口コミで広まって固定客がついているそうで、近くの旅館や飲食店からも買い求めにきていた。夏場はお客さんが開店前から並んでいたりするらしい。
入り口にはずらりと生産者の顔写真が並ぶ。お客さんが「これはどうやって食べるの?」とか、「保存はどうしたらいいの?」という問いかけにもすぐに答えれるので、話を聞きながら買い物ができる。代表の伊藤さんは、「勉強のためにいろいろな産直を視察しているが、大きくて広いだけではお客とは触れ合えない。安全・安心を届けるのが私たちの役目」とのこと。

会計を担当している方は梅干しを出していたが「梅もシソも自家製。減塩にしている。塩が少ないと腐りやすいので、焼酎と五倍酢を入れている。200グラムと表示してあるが、梅のみで200グラム。汁とシソはサービス。」という。他の出品者もそうらしい。
車で来る方よりも歩いてくる方が多い。散歩の途中で来たというお客さんは、会計を済ませると「帰りに取りに寄ります」と、また出て行った。

「田園工房」のメンバーは、新しい食材や低農薬について勉強したりと勉強熱心だ。季節季節の食べ方を伝承する意味もこめて収穫祭や感謝祭などのイベントも開催している。
田園工房
JR一ノ関駅から北へ歩いて3分
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