冬

千厩町にて 撮影:佐々木秀雄
千厩町のカメラスケッチへ

千厩町の風景

=千厩町= 巨岩に守られるまち
 天王山公園入口にある巨大な奇岩は「夫婦岩」といわれ、千厩町のシンボル的存在である。夫婦和合の神として知られ、1年を通じて男女の参詣者が絶えない。また、大光寺の薬師堂には県指定文化財の「木造薬師如来立像」などが保存されている。

麦芽水あめ

麦芽水あめ−伝統料理
 乾燥麦芽を餅米のおかゆに加えて保温し、こして煮つめて作る秘伝の水あめ。

食の匠
金野節子さん

 「麦芽水あめ」で平成12年食の匠に認定された金野節子さん。食の匠になったきっかけは、ご自宅にJA職員が来た時に、「こういうの作ったから」と「麦芽水あめ」をご馳走したのがきっかけだそうです。

 本日の取材は、金野節子さんのご自宅で行われ、平成9年に「アマランサス入田舎まんじゅう」で食の匠になった小山麗子さんにお手伝いしていただきました。 
この「麦芽水あめ」は、お姑さんから教わったそうですが、嫁いだ当初は甘いものが豊富だったのであまり関心がなかったそうです。しかし、子育てが終わり、お姑さんも自分も歳を重ね、「お姑さんの財産を今教えてもらわなければ、今しかない」と思ったそうです。
お姑さんはかまどを利用していましたが、家庭にある炊飯器を利用出来ないかと思いやってみたところ、上手くいったそうです。作り方を見ていただければわかりますが、おかゆと乾燥麦芽を混ぜて50〜60度の温度を保って5〜8時間置くところで、炊飯器の「保温」を使い、今のふたはワンタッチなので少し開けておくために、割り箸を挟んで上からおもしをしておりました。
 昔は餅米じゃなく、うる米や、じゃがいも、さつまいもを使ったりしたそうです。うる米は少しにごるし、それぞれのくせが出るそうです。「麦芽水あめ」は、はじめは濁った乳白色なのに、煮詰めているうちに、綺麗な黄金色になるので驚きました。
金野さんは「とても簡単なのよ」とおっしゃっておりましたが、大麦を発芽させるのにも日にちがかかるし、水あめにするのも時間がかかるので、とても大変な作業だと思いました。

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