• ホーム
  • 日本農業新聞トピックス

日本農業新聞トピックス

2019-06-15掲載 (東北版)

雑穀 機械化で基盤強化 移植機実演 農家ら興味津々 二戸農業改良普及センター 

 二戸農業改良普及センターは10日、雑穀の生産拡大につなげようと、二戸地域雑穀生産部会の菅原敏夫さんの圃場(ほじょう)60eで二戸地域雑穀機械移植実演会を開いた。生産者や関係機関の担当者ら約20人が参加し、機械の操作性や植え付け精度などを確認した。
 JA新いわて北部エリア(二戸市、九戸村、軽米町)では古くから雑穀が栽培されており、キビ、アワ、ヒエ、タカキビ、アマランサスなど8品目を生産している。生産者の高齢化で収量が伸び悩む中、一貫した機械化体系の技術を確立させ、作業の省力化と生産拡大を目指す。
 移植機は、野菜などで広く使われる全自動移植機と、雑穀用に改良したポット苗田植え機の2種類を用意し、県が改良したキビ「ひめこがね」の植え付けを行った。
 菅原さんは「試運転ではうまくいったが、今後も試行錯誤しながら収量アップしていきたい」と話す。今年からポット苗田植え機を使う予定だという。
 今後、従来の個別完結型の生産体系から、育苗から収穫、乾燥までの一連の主要作業を、各地区内で協力分担して実施する体制へと転換し、生産基盤の維持、拡大を狙う。

ポット苗の移植を見守る参加者(岩手県軽米町で)


一覧へ戻る